機能性乳酸菌で上手にヨーグルトを食べよう!
ヨーグルトの効果は昨日の記事に書きましたが ヨーグルトに含まれている乳酸菌の種類によって健康効果は違って来ます。
ピロリ菌対策
ピロリ菌の胃への接着を阻害し、代謝物でピロリ菌の働きを抑える。
除菌治療の効果を高める。
ピロリ菌の働きを阻害する→乳酸菌0LL2716株
※明治プロビオヨーグルトLG21など
ピロリ菌に対抗する物質を作る。→植物乳酸菌SN13T
※高原あせひら乳業SN13Tなど
感染症予防
免疫力を高め、身体の中でウィルスや病原菌が増殖するのを防ぐ効果が確認されている。
インフルエンザ予防→乳酸菌1073R-1株、ラブレ菌、乳酸菌シロタ株
※明治プロビオヨーグルトR-1、カゴメ植物性乳酸菌ラブレプレーン、
NEWヤクルトなど
免疫力アップ→ST9618株、プロテクト乳酸菌(S-PT84株)
※チチヤス・クラシックヨーグルト、プロディアなど
腸を整えてO-157から守る→シールド乳酸菌M-1
※森永乳業ラクトフェリンとビフィズス菌BB536など
ストレス対策
腸の中で働いて脳をスッキリさせ、ストレスによる胃腸のトラブルを軽減させる。
ストレスホルモンの分泌を抑える→プレミアガセリ菌CP2305
※アサヒ飲料・届く強さの乳酸菌など
ストレスによるお腹の痛みに→B.ビフィダムY株
※ヤクルトBF-1など
ダイエット対策
腸内環境を改善して余分な内臓脂肪や皮下脂肪を減らしたり体脂肪を溜まりにくくする。
脂質の蓄積を抑制する→TUA4408L
※豆乳グルトなど
内臓脂肪や皮下脂肪を減らす→ガセリ菌SP株
※恵ガセリ菌SP株ヨーグルトなど
体脂肪を減らし肥満を抑制する→ビフィズス菌B-3
※森永ビースリーなど
肥満を抑制し脂肪肝の改善作用がある→LP-28
※高原あせひら乳業LP-28など
肝機能の改善対策
腸内環境を改善する事で肝臓の負担となる有害物質を作る悪玉菌を減らす。
肝機能を整える→植物性乳酸菌SBL88
※フルーツサプリ プルーンBIOなど
NASH(アルコールを飲まない人の脂肪肝から発症する肝炎)の 症状を改善する→
エンテロコッカス・フェカリスFK-23
※朝のYOO フェカリス菌1000など
アレルギー対策
免疫のバランスを整えてアレルギーによる痒みや鼻炎の症状を改善する。
花粉症やアレルギー性鼻炎を緩和させる→L-92乳酸菌
※アサヒ飲料・守る働く乳酸菌など
腸管に付着して有害菌から腸を守る→L-55乳酸菌
※オハヨー乳業・たっぷり生乳ヨーグルトなど
腸に長くとどまり悪玉菌を抑える→ビフィズス菌G9-1
※新ビオフェルミンS錠など
整腸、便秘対策
腸のバリア機能を高め、腸内フローラのバランスを整える。
胃腸の働きを活発にし、便通を良くする。
生きて腸まで届く→Bb-12
※小岩井生乳100%ヨーグルト、ヤクルト ミルミルなど
腸内で増殖して腸内環境を改善→ビフィズス菌BifiX
※朝食BifiXヨーグルトなど
腸管バリア機能を高める→LB81乳酸菌
※明治ブルガリアヨーグルトLB81プレーンなど
整腸作用、インフルエンザ予防→ビフィズス菌BB536
※ビヒダス プレーンヨーグルトなど
血中コレステロール値を下げる→クレモリス菌GCL1176株
※おいしいカスピ海 特選生乳100%など
上手に取り入れるためには
人によって合う、合わないがあると思いますので 無理をせずに、食べて調子が良かったら続けてみるのがいいようです。 ただし、1度食べただけでは腸内フローラは変わりません。 同じものを1週間程度、食べてみて判断したらいいのかも知れません。 効果が期待出来る量の菌を取るには、賞味期限内に食べる事が大切です。 いくら身体にいいと言ってもヨーグルトは薬ではありませんので過信は禁物ですね!
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